スーツの内側で様々な体液が空気を含んで、グチョグチョと攪拌される
恥ずかしい音と、荒い息遣い。
そして自分の痴態を嘲笑する冷ややかな笑い声が簡素な空間に静かに響く。
アンバーマン「はぁ・・・はぁ、や、やめろ・・・も、もう、ひゃめてくれぇ・・・」
幾度となく寸止めが繰り返され、その朦朧とした意識の中で吐き出された台詞も
目の前の戦闘員には「言葉が違う」と一蹴された。
つまりこの狂気のループから脱するには、目の前の戦闘員たちに
「射精させてください」と許可を乞わなければならない、ということだ。
これまでの、敵や状況に辱められてきたのとは訳が違う。
それは自ら、ヒーローとしてのプライドを捨てる事に他ならなかった。
しかし幾度となく寸止めが繰り返され、その思考を完全に射精欲求に
支配されていた彼に、もはや他の選択肢はなかった。
アンバーマン「くっ、うぅ・・・しゃ、射精の許可を・・・射精させてくださいっ」
戦闘員A「おいおい、小便だけじゃなくザーメンまでお漏らしか?
まぁ、いい・・・射精を許可してやるよ」
戦闘員B「おっと・・・精液はこれに出すんだ」
戦闘員が目の前に置いたのは給食に使われるような
シンプルなアルミ皿だった。
アンバーマンにもはやその不可解な意図を考える意思はなく
ただ言われるがまま、そのアルミ皿に向かって腰を突き出した。
|