「オナニーを許可する」
目の前に立った戦闘員の口から突然、あまりに不可解な言葉が飛び出した。
もちろん言葉の意味は理解できたが、そんな"許可"を突然下した
意図が全くわからなかった。
しかし次の瞬間、自分の取った行動に彼自身が驚いた。
手が無意識に自らの股間の膨らみを撫ではじめていたのだ。
アンバーマン「な、なんだこれは!?貴様らっ・・・一体、俺の体に何をした!?」
敵の目の前であることなどお構いなしに、淫猥な行為に耽るアンバーマンを見て
それまで感情を表に出した事など見せた事のない戦闘員たちが笑い出した。
戦闘員A「ククク・・・アハハハ、コイツ本当にオナニーし始めたぞ?
ドクターの言ってた通りだな」
戦闘員B「ああ、まったく・・・。こりゃ、なかなか楽しめそうだ」
自分の体に何が起こっているのか。
困惑を隠せないアンバーマンを見かねて戦闘員たちは告げた。
戦闘員A「これでお前は組織の一員だ。
無論、お前の階級は最下級。俺たちよりも下だがな」
戦闘員B「貴様の脳に組織への絶対服従を植え付けたって話だ。
貴様は自分より高位の、下級兵士である俺たちにさえ、
一切逆らえないって訳だ」
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