一瞬の静寂の後、低くくぐもった音と伴い既に汚れたアンバーマンの股間に
新たなシミが生まれ広がっていく。

「うぅぅっ、く・・・あぁ・・・」

薄いスーツ生地を突き抜けたものは黄金色の放物線となって床に落ち
スーツ内に留まったものは太腿から両脚の内側をつたって、
彼の足元に水溜りを作った。

下半身に生温くまとわりつく不快感が、子供のような失敗を自覚させ
彼の口から声とも溜息ともつかない音が力なくこぼれた。


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