怪人の触手はアンバーマンの全身に絡みつき動きを封じると その巨体を軽々と持ち上げてみせた。 「くっ・・・うおおおぉぉぉぉぉっ」 宙に浮かされた状態で必死にもがくアンバーマン。 だがゴムの様に柔軟に伸縮する触手は、その怪力を持ってしても 引き千切る事が出来ない。 やがてなす術のなくなったアンバーマンは、抵抗を試みつつも 与えられ続ける電撃に、ただひたすら耐えるしかなかった。